こんにちは、nonochuです。
最近は、随分と寒くなって来ましたが、早いもので手術後二ヶ月が過ぎました。
今回は、これまでの3回の前十字靭帯断裂の経験から学んだ、毎日のリハビリ生活を送る上でいつも私が意識している「成長曲線」 について書いていきたいと思います。
今日の内容は、
- 毎日リハビリを取り組んでいる方
- ケガをされている方
- これから前十字靭帯の手術を受ける方
- 新入社員の方
- 新しいことをはじめた方
には参考になる内容かと思います。
最近取り組んでいる前十字靭帯術後30日〜取り組んでいるリハビリ内容
ケガされていなくても下半身強化のトレーニングにもなります
はこちら↓
私が毎日のリハビリで意識しながらしている成長(成功)曲線という考え方
みなさんは、成長(成功)曲線という考え方を知っていますか?
自己啓発界隈では成功法則として有名な話ですが。
簡単にいうと成果(成長)は右肩上がりに上がっていく(右肩上がりのグラフ)のではなく、最初は目に見える成果は少しで、続けていくうちに成果が少しづつ上がり、ある時に急激に成果が上がる。(難しい言葉で指数関数型のグラフ)という考え方です。
こんな感じです。
オレンジの線が実際の自分自身が描いている成果・成長のイメージ
でも実際は、緑の線。始めのうちの成果・成長は、少しで、少しづつ成果・成長が積み重なり、ある時に一気に上がる。いわゆるブレイク(ポイント)スルーするということです。
ポイントはもう一つあります。
諦めてしまうポイントです。グラフでみると「諦めポイント」という所は、あなたのイメージと実際の成長成果が一番離れている地点になっています。つまり、理想に描いたイメージと実際の成果が一番離れている所といえます。やってるけど成果が出ない…一番メンタル的にも厳しい時ですね。
ここで大切のことは「諦めない!そして、焦らない!」ということです。必ず、毎日リハビリや運動を続けていれば、出来たことやれたことは少しでも絶対ありますから!そこに注目して毎日振り返ること。
そして、毎日いい気分でコツコツと続けることだと思っています。
私が、毎日の地味なリハビリ生活を続けてられるのはこのように長い見通しでの少しづつの成長と考え、いい気分で取り組めていられることがコツコツ続けられる要因だと自己分析しています。
次は、実際の社会生活でも実践した成長曲線の例です。
初めてするようなことでも意識していた成長曲線
最近、会社の研修で、円柱状の支柱を鉄鋼ヤスリや布・紙ヤスリを使い。卵の形に削り出すという研修をしました。鉄鋼ヤスリ見ることなんて中学時代の技術以来でしょうか?指導した人から使い方から教えてもらい朝から夜まで五日間かけて削っていました。そうしたほぼ始めてする作業をする時も私自身は成長曲線みたいなことをイメージしながら作業をしました。
1日目
鉄鋼ヤスリの使い方も分からない1日目。とりあえず鉄鋼ヤスリは、引く時には削れないことがわかった笑。この時点では、卵は台形っぽいので台形を目指すことに…
2日目
マジックで書きながら恐る恐る角を削る作業と、とりあえず、上と下を削って見たけど…削りすぎたかなぁと不安でいっぱいでまだまだよこのやり方で出来るのかもわかりませんでした。ものづくりの世界は、教えてもらうというよりも自分のやり方を作業の中で見つけるような職人気質の方が多いのでアドバイスはあまりしてもらえず…少し途方に暮れていました。
3日目
卵感よりも雫感がすごいことに…コリャーやばいなと思いながら方向性としてはとりあえず角をとって丸くしていこうとは考えていました。
今振り返ってみると、この辺りからいろんな人からアドバイスをもらえるように…そこは自分で考えてと言っていた人も…ヒントとなるようなことや、上手く削れるような道具を「お前だけやで」と言って貸してくれたり…優しさだったように思いますがあと2日で仕上げないと思っていたので必死でした。
4日目
突然「たまごっぽくなってきた!!」
ここでようやく方向性とゴールが見えてきた感じです!!ブレイクスルー目前!!
5日目(最終的)
午前中これで型が決まりました!!ヤスリの目を細かくして丸みを生かして一層曲面を出していきました。ここまでくると卵感が出てきましたね!!まさにブレイクポイントです!
5日目(午後)
成果は加速していきます!!ここからは磨きの作業!!紙やすりの目をどんどん細かくして表面をツルツルにしていきます!!あとは、時間との勝負!!
完成!!反射するまで磨きに磨いて自分が映るまでに仕上げました!!とりあえず工具を初めて使うおっさんが最後まで完成出来てよかった。
1日目・2日目は、大丈夫か?という形だったのですが…3日から4日である程度卵へまとまり、5日目で加速し卵に仕上がったという感じでした。
成長曲線のように、はじめのうちは結果が出なくても、コツコツと続けていれば…いきなりブレイクポイントが現れ最後はそのままのスピードでゴールするような感じでした。まさに成長曲線のように成果が出て完成しました。
成長曲線を意識しながらも目の前のことを一所懸命にすることが大事!!
私自身も初めての作業で大雑把な目標みたいなのはありましたが、一度失敗する(削りすぎる)と後戻りできないので、どうなるかと内心ヒヤヒヤしながら作業していました。その中でも、ある程度の形になってよかったです。
上司からの評価はというと、「最後の2日の仕上げのスピードがよかった…」「今回は完成しないなと思っていた完成されて良かったです…」という意見をもらいました。
具体的な評価結果は、今後ですが…皆さんが共通して言っていたのは、これまでの人よりも一番よかったのは、朝から夜までずっとヤスリを使って作業をしていた所やね笑。一日中ヤスリで削っていた人は初めてですと笑
私自身、ただ単に削りすぎた所に合わさないとバランスが取れないので…
「やべぇー」と思って夢中で削ってただけなんですが…
皆さん自分の作業しながら、けっこう見ていないようで見ておられるんだなと…多分、完成するのかと心配心もあったとも思いますが、取り組み方や姿勢を評価してもらったようにも思います。これは、私自身これまでも大切にして来たことなので嬉しいことです。だから、途中からいろいろとアドバイスしてもらえたり…道具を貸してもらえたりしたのかと良いように今はとっています…笑
私自身この研修で学んだことは、
目標を見つけて目の前のやれることに一所懸命取り組む
ということです。成長曲線のようにある程度の見通しを持って取り組むことと、それ以上に「目の前のことに集中して今出来ることをする」まさに一所懸命にするということだと私自身は思っています。
まとめ
- 成長曲線の特徴は初めは、成果が少しずつある時に一気に成果が出る
- 諦めポイントとブレイクポイントがある
- 諦めないそして焦らない!!
- 目の前の出来ることを一所懸命に取り組む
最後に
これを見ている方には、退院をして、自分自身で、リハビリに取り組んでいる方は多いかとは思います。日常生活の中で、リハビリをするということは、入院時よりも大変だと私は思っています。その中で、これからは、筋力を上げ、新しい動作を覚え、目指している目標(競技復帰まで)たどり着かなければなりません。まだまだ時間はかかり、しんどいことも多いかと思います。しかし、PTさんや主治医の先生のいうことを続けていれば必ず良くなりますし、指定の期間を過ぎ、筋力と正しい動作が出来さえすれば、何をしてもいい自由な生活に戻ります。競技復帰を目指されている方は、復帰されてもすぐに元のパフォーマンスは戻らないかもしれませんが…実際に競技復帰を果たして活躍しているアスリートもいます。その中には、これまで以上の結果を残している選手も多くいます。
最近の復帰して活躍しているアスリートたち↓
もちろん今回のテーマである成長曲線のように成長していくとは限りませんし、これは仮説でしかないです…
今日紹介した「成長曲線」を意識しながら毎日取り組んでいますが、なかなか気分の乗らない日もありますし、目に見える結果は出ない日もあります。落ち込む日もありますし、自分自身が嫌になる日もあります。今はそれでいいと思っていますし、少しずつでいいと思って毎日今出来ることを取り組んでいるという感じです…
私自身、目の前に起こることは、生きていく中で必要なことだと思っているので…その都度考え、出来ることをして…
単純に言ってしまえば好きなことをして生きているだけですが皆さんの参考になれ光栄です。
では、二度とない人生なので今日も輝いて生きましょう!!